学部の選び方＠サラマンカ大学 - スペイン留学体験記　¡Hola!サラマンカ

¡Hola! こちらの記事ではサラマンカ大学の学部についてご紹介いたします(^ ^)

サラマンカ大学の交換留学生は皆必ずどこかの学部に所属し、その学部の授業をメインに受講することになります。学部を選択するタイミングや方法は各自が通う大学によりますが、私の場合は

交換留学生学内選考後、内定 → 約2ヶ月後、学生課留学担当係から希望学部についてメールで質問 → そのメールに返信する形で希望学部の回答 → 学生課を通してサラマンカ大学へ通達

といった形でした。

基本的にサラマンカ大学の交換留学における学部選択に関しては、入学手続きの前に大学を通して行うという認識でいいと思います。(年度や大学によって異なる場合がございますので、必ず確認してくださいね。)

サラマンカ大学にはたくさんの学部がありますが、基本的にその中から制限なく好きな学部を選択することができ、ほぼ100%希望の学部に所属することができます。基本的に留学生はすべての学部の講義を受講できますが、セメスターごとに受講する授業の半分は所属学部の授業でないといけないという制約があります。いろんな学部から自由に選べてしまうからこそどこにしようか迷ってしまいますよね。そこで今回は現在交換留学中の日本人学生5人に、その学部を選んだ理由、その学部の良いところ悪いところなどについてインタビューしました！

文献学部 (Facultad de Filología)

私と同じ大学でサラマンカ大学に留学経験のある先輩が皆文献学部だったので、私も自然と文献学部に決めました。留学生が最も多い学部であるため、先生やオフィスも留学生の対応に慣れている感じがします。また、履修登録などでお世話になるインターナショナルコーディネーターの先生が日本人なのも安心です。日本語学科があるため、日本語を勉強していたり日本に興味のある生徒が多く、友達も作りやすいです。校舎は旧市街地にあり、観光客も訪れるほど趣のある素敵な建物です(^ ^)

ホームページ：https://facultadfilologia.usal.es

翻訳学部 (Facultad de Traducción y Documentación)

⑴スペイン語の言語学ゼミだったので文献学部で希望を提出していたはずでしたが、どこで間違えたのか、なぜか翻訳学部所属になっていました（笑）こんな間違いがあってもなんとかやっていけています。翻訳学部にも日本語学科があるため、友達は作りやすいです。翻訳の授業以外にも言語学の授業もあり、意外と幅広いです。ただ、翻訳の授業は専門的なものが多く(ドイツ語、フランス語など)、教養的な授業があまりないため、あまり留学生向けではないように感じます。

⑵昔から翻訳家になるのが夢だったので、翻訳学部を選びました。翻訳の基礎の授業などもあることにはありますがとても少なく、やはり特定の言語の専門的な授業がほとんどです。前期にスペイン語→日本語の翻訳の授業を取りたかったのですがレベルの高いものしかなく結局取ることができませんでした。今期は日本語→スペイン語の翻訳の授業を履修していて、いい感じです！

ホームページ：

https://exlibris.usal.es/index.php/grado-en-traduccion-e-interpretacion

地理歴史学部 (Facultad de Geografía e Historia)

分からないところや用語などを独学で補填できそうだと思ったが、専門的なものが多く想像以上に難しかったです。西洋絵画に詳しくなり、旅行で美術館を巡るのが楽しくなりました♪ 授業が常に少人数で固定メンバーなので友達が出来やすかったです。ただし留学生はとても少ないです。授業にもよりますが時間割が独特で、同じ授業が毎日あったりします。

ホームページ：https://fgh.usal.es

社会科学部 (Facultad de Ciencias Sociales)

文献学部と迷いましたが、自分の所属しているゼミの研究分野により関連のある社会科学部を最終的に選びました。社会福祉や政治学、法学など幅広い分野の授業を取ることができ、興味関心が広がりました。スペイン語で行われている授業には留学生がゼロで、常にアウェイ感があります。友達を作るのには向いてないと思います...。キャンパスは中心地からやや離れたところにあり、コンクリート造りの現代的な校舎です。経済学部や法学部などいくつかの学部が集まった比較的大きなキャンパスで、カフェテリアもたくさんあります♪