¡Buenos días!
今回の記事は、カリッとおいしいチュロスについてです。皆さん、チュロスがスペインの代表的なお菓子だってご存知でしたか？
日本では、テーマパークや映画館などで食べるイメージですよね。スペイン本場のチュロスは、日本のものとは少し異なっているんです。それでは、スペインのチュロスについてと、サラマンカでおすすめの Churrería（チュロス屋さん） をご紹介します！
スペインのチュロスとは
チュロスは揚げ菓子で、その歴史はとても古く、17世紀にはもうChurrería が存在していました。なんと、その起源は中国の揚げパンと言われています。航海を通じた貿易でポルトガルやスペインに揚げパンの技術が伝わり、少しずつ形を変えながら今のチュロスとしてスペインで好まれるようになりました。
スペインのチュロスはリング状にサクッと揚げられたのをカットしたものです。日本と違ってひとつひとつが別々に揚げられるわけではありません。カリッとアツアツのチュロスをカットすると、砂糖を上から豪快にまぶしていただきます。そのままでも十分おいしいですが、一般的な食べ方はホットチョコレートかホットコーヒーにチュロスをディップするというものです。どちらも美味しいので、両方試してみてくださいね！
こちらが本場のチュロスです！大体5，6本で一人分で、大体の相場は一人分5ユーロ弱なんです。安さも愛されている秘訣かもしれません。量が多く見えるかもしれませんが、案外ペロッと食べられてしまいます！留学中にカロリーのことを考えるのは野暮ですよ...
揚げ菓子といっても、多くのスペイン人はチュロスを朝食としていただきます。Churrería だけではなく、多くのバルやカフェでも食べることができるので、どこでも気軽に楽しむことができます。
もちろん食間のおやつとしても愛されています。特に夕方のおやつにチュロスを食べる人が多いようで、チュロスがおいしいバルは夕方にいつも人でいっぱいです。
そして、もうひとつ。明け方、飲み遊んで疲れた体に締めのチュロスです。締めにチュロス！？と感じますが、糖質たっぷりのジャンキーなフードを飲んだ後に好むのは万国共通なのかもしれません。締めのラーメンに通ずるものがありますね。Churrería は明け方の4時5時頃から営業しています。遊び明かした若者やものすごく早起きなご老人、早朝出勤前の人など、Churrería は明け方もにぎわいます。
そんな、スペイン人の生活になくてはならないチュロス。留学した際はぜひお気に入りのChurrrería とお気に入りのチュロスタイムを見つけてみてくださいね。
それでは、私のおすすめのChurrería をいくつかご紹介します！
Churrería Chocaletería Chamorro
プラサマヨールからまっすぐに歩くこと10分ほどのところにある、Churrería です。特に朝食にする人が多い気がします。大きい道路沿いにあり、通勤前に食べる人が多いです。立食式の机がいくつかあるのみで、個人的には持ち帰りがおすすめです。とてもサクサクなチュロスで甘さ控えめです。甘めのチョコレートをつけて頂きます。甘いのが苦手な方でもコーヒーと一緒に食べるとおいしいと思います。朝の4時から営業するため、締めのチュロスにもぴったりですね！
Curreria Paquito
こちらはキッチンカータイプのお店です。サラマンカにはキッチンカーのChurrería が多く、駅前や公園前などで気軽にチュロスを楽しめます。甘さしっかりでがっつりおやつが食べたい日にぴったりです。チュロスの太さも数種類あり、自分好みのものを選べます。
Churreria ivan
こちらもキッチンカータイプの公園の前にあるChurrería です。公園の前にあるので、ベンチでゆっくり食べるのに最適です。いつも人が多く人気店だと思います。知り合いは、ここのチュロスが今までで一番おいしいと言っていました！甘さもちょうどよく、脂っこさが少なく、日本人には特に親しみやすいような気がします。
Chocolatería Valor
チュロスと言えば外せないのがこのお店！バロールです。スペインの有名老舗チョコメーカーが経営する Churrería で、スペインを訪れたら一度は訪れておきたいお店です。プラサマヨールのそばでアクセスのしやすさも抜群！スペインの一般的なチュロスに比べて、少し太くふわっとした食間です。チョコメーカーのお店と言うだけあって、ディップするホットチョコも絶品です。
いかがでしょうか！スペインのチュロスに関する予習はこれでばっちり。スペインでしか楽しむことが出来ない本場のチュロスをぜひ堪能してくださいね！それでは、次回の記事でまたお会いしましょう。
¡Hasta luego!
